
そろそろ新しい車が欲しいなと思った時に考えるのが、現在乗っている車を売却することができるかという点です。
恐らく車は売却か廃車のどちらかを選択する人が多いでしょうが、いったいどのような点に注目して決めればいいのでしょうか。
廃車でもお金が掛かる

車のオーナーなら誰でも知っているかと思いますが、自動車の処分にはお金がかかります。
廃車にかかる費用には、解体費とリサイクル料金、登録を抹消するための手数料の3つがあります。
自動車リサイクル料金は平成17年より支払うことを義務付けられており、新車購入時か車検時に支払わなければなりません。 もし平成17年以降に車検を入れた車か購入した車であればリサイクル料金は支払い済みなので、廃車時に支払う必要はありません。
車本体だけ廃車にしても登録が残っていたら、毎年税金がかかります。 だから、ナンバープレートを外して運輸支局に持っていき、抹消手続きをしなくてはなりません。 自分で抹消手続きを行えば印紙代などわずかな料金で済みますが、代行サービスを利用する場合は1万円近くかかることもあります。
解体費は車の大きさなどでも異なりますが、1万円から2万円が相場です。 解体費やリサイクル料金、代行手続き費用など色々と合わせたら、3万円以上掛かることだってあり得るのです。 鉄くずスクラップとして買い取ってもらうケースもありますが、軽自動車でよくて1万円程度なので、鉄くずとしての売却は廃車費用の総額を上回ることはほとんど無いでしょう。
意外と値がつく中古車
自分の車はボロイから値が付かなくて売却できないと思っている人は結構多いものです。
しかし、古い車でも意外と値が付き、売却できることだってあるんです。 例えばトヨタのカローラの場合、20年落ちであっても買い取ってくれるところはあります。 10年から15年であれば、まだまだ買値が付き、売却できる車種は多いでしょう。
人気のある車はどんなに古くなっても、欲しがるところがあり売却できるものです。 国内の人気はそれほどではなくても、海外での需要が多いことだって考えられます。 トヨタは海外でもネームバリューがありますから、それで買い取って貰える場合も多いのではないでしょうか。
もし車の売却で5万円でも手元に戻ってきたら、それだけお得になります。 面倒だからという理由以外なら、廃車にするよりは車は売却をした方が断然お得です。
ですからこの車は廃車するしかないと思っている場合でも、まずは中古車買い取りの査定をしてもらうのが一番です。 車の査定をしてもらうだけなら無料なので、まずは試してみましょう! 廃車だと出費となってしまいますが、もし車の売却が出来るのなら収入となります。 収支のマイナスとプラス、この差はすごく大きいです。
憧れの車を購入したが、維持費がかかるので乗り換えた
私は学生時代からTOYOTAのアリストに憧れていました。 社会人になったら買おうと決めていて、いざ自分のお給料が貰えるようになった時、すぐにその車を購入しました。 TOYOTAのディーラーで勤めている知り合いもいたので、購入に至るまではスムーズでした。
しかし実際、アリストに乗り始めると想像以上に維持費がかかることが分かりました。 憧れていた車なので勿論かっこいいし満足感はあるのですが、事ある毎の出費が私にはかなり厳しいものでした。 結局、アリストに乗るようになって少ししたらもういいやという気持ちになって、売却する決心をしました。
やっぱりビジュアルが好きなのでちょっと惜しい気持ちはありましたが、このまま車のために苦しい生活を送るのは苦だったので、売却は仕方ないと納得できました。 大切に乗っていたので、どこの中古車買取り業者でも、良い値段で査定をして頂けました。 そのせいか、色々なところで見て貰いましたが、あまり売却の際の買取り値は変わりませんでした。
結局、他の業者の買取り値プラス一万円で買い取りますと申し出てくれた業者に売りました。 どこで売れば良いか決められずにいたので、そう申し出てくれた事は有り難かったです。 担当の方の雰囲気もよく、気持ちの良く売却することが出来ました。
自分が乗っていた車を大切にして欲しいとまではいいませんが、少しは思い入れがあるんだなと察してくれる業者がいいなと、初めて車を売って思いました。 アリストを売却した後は、そのお金で軽自動車も買ったのですが、売却代金があったので出費的には優しかったです。 [追記]
14万キロ走ったので売却
この度、14間キロ走った車を売却しました。 そこまで乗った車を売れるのかとも思いましたが、ディーラーで車を買うわけではなく親戚から車を貰える事になり、下取りではなく売却を検討しました。 まず思った事は「いくらので処分してもらえるのだろう?」です。
10万キロ超えのコンパクトカーが売却してお金になるとは初め全く思わず、処分してもらうつもりで中古車買取業者に連絡を取ってみました。 すると、一軒目では「残念ですが金額は提示できず、よろしければ無料で引き取ります」のような事を言ってもらい、正直「え?いいんですか。」って言おうと思ったのですが、そこは欲が出てきまして「検討します。」と言って売却できる中古車業者を探し始めました。
合計で4軒ほど、車を売却するための連絡をしました。 初めは、全国でも有名な中古車業者に連絡を取ったのですが、やはり大手はどこも同じ返答で無料で引き取るという事でした。 今のところ電話のみの回答です。
実際の車を見て査定してもらいたいと思うようになり、個人でされている中古車業者へ行ってみる事にしました。 まず他の業者と違うのは、「当社では0円はありえません。」だそうです。 正直この会社でこの瞬間に売却を決めてしまいたい気持ちになりました。
しかし、車の買取金額を聞くまでは決めれません。 その後しっかり見ていただいて、話もしっかりとして、何より0円だと思っていたのに売却が出来てお金がもらえるという事で大満足です。 普通の車ですが何年も乗ってきた愛車です。 最後は気持ちよく手放せて、売却できて良かったです。 [追記]
車を売却する時は必ず相見積もりで競合させる
下取りに出した車は、タント18年式シルバーですが走行が多少多く10万キロ少々です。 走行が多いこととやはり二回の車検を超えると査定額が殆どなくなってしまいます。 何台も車を下取りに出してきましたが熱心に訪問してくれる営業さんに任せっきりです。
今回は他社の新型車に興味があったので、そちらにも相談をしてみることになったのです。 なんとお任せの営業さんと今回初めてお会いした営業さんとの下取り価格差は7万円も高くなっています。 何故そのような売却の際の価格差が生じたのかは素人の私にはよく解りませんが、その事実をお任せ営業さんにお話をした所、なんと査定額を5万円高くしますと言われたのです。
そのまま何も言わず買っていたら5万円損をしたことになってしまいます。 流石に納得がいかなくなって、信用が出来ないので「他社の新型車に決めましょうか」と話をすると、なんと下取り額の差額7万円同額に合わせる額を提示されたのです。 その後に困った様子で「今回だけは特別に」という理由で長々とお話をされます。
結局うまくお任せ営業さんの話にのせられたような形になってしまい、今までお世話になった経緯もあるので、納得して商談を決めたのです。 経験から、例えお付き合いが長く信用がある車屋さんであっても、他社で最低でも1社以上で見積もりをとった上で売却の価格差を調べる必要はあります。
相見積もりを取ったという、これだけの手間だけで売却時に7万円も得をすることもあるので見積もりをできるだけ他社でとる事をお薦めします。 10年で10万キロでなんて値打ちが無いと素人考えだけで決め込まないで、多くの専門の方に売却価格を問い合わせて見ることです。 [追記]
車の買取業者を利用して
当時のマツダのデミオに相当する、フォードのフェスティバ ミニワゴンの売却です。 新車で購入し3年目でした。 職場を変わり自宅で仕事ができるようになったため、車が複数はいらなくなったので使わない車を売却しようと思いました。
まずは車の中を丁寧に掃除しました。 少しでも売却の際の印象をよくしようと思ったからです。 外はあまり丁寧にやりすぎるとかえって傷をつけることになりかねないので、軽く掃除しました。
最初は買ったディーラーに持って行き、売却の見積もりをお願いしました。 それから自宅に帰ってからインターネットで、この車の型式や年数などを調べ、中古車の買取業者の大体の相場が先ほどのディーラーの呈示した買取価格と遜色ないことを知りました。 そこで、地元で知られていて買い取り価格をそこそこつけてくれて信用のできそうな中古車買取り業者を見つけました。
そこはその日のうちに項目ごとに審査して店で待っている間に受け入れ先を探し、見つかると買い取り価格を呈示して売却代金の支払いまで済ませることのできる業者さんでした。 そこで、大筋で両者合意というところになりかけたところで、正直にディーラーの呈示した価格を伝えると、その合意しそうだった価格に上乗せする形で買取り価格を提示してくれました。 数万円ほど売却の値段が上がりました。
説明なども丁寧にわかりやすく納得がいきましたので、その業者に売却することに決めました。 即断即決しないでよかったと思います。 何社か回っているうちに売却価格の相場がわかってくるので、その理解がある状態で交渉に臨むべきだと思いました。 [追記]
●関連サイト
車 売却
大手クルマ買取会社の一括見積もり査定が出来る車売却サイトです。
車の乗り換えを考えている人は、今乗っている愛車をできるだけ高く売却したいですよね。
当サイトでは、長年乗ってきたマイカーをできるだけ高く買い取ってもらうための車売却に関するノウハウについて解説をしています。
車を売却する事を考え、丁寧に乗るべし
車を売却する時は、買取会社のプロの査定員があなたの車の値踏みを行います。 相手はプロなので、あなたがどの様に車を扱ってきたかは、車の状況を見ればすぐにわかります。
雑に扱っていて、車のボディーは傷やヘコミ、あるいは錆びががあって、車内のシートはシミだらけでなんていう状態だと、いくら走行距離が少なくて、エンジンが快調であったとしても査定員は高い値段を付けてはくれません。 その主な理由は、コンディションが悪い車は、車を引き取った後、高いお金を掛けて整備しなおさないと売却可能な売り物にならないからです。
一方、丁寧に扱っていて、車に傷やヘコミがほとんどなく、車内も清潔に保たれているのなら、エンジントラブルなどの重大欠陥が無ければ、かなりの高額買い取りを期待することができます。 聡明な人は、新車で購入した時点から売却することを考えて車を丁寧に扱います。
運転も丁寧だし、屋根のない駐車場なら車を傷めたり、塗装が日焼けしない様に乗らない時は車カバーを掛けるなどの工夫をします。 その結果、車の故障が少なく長い期間同じ車に乗り続けることができるし、売却する際も高い値段で売ることができます。
色にこだわらないなら売却の時に有利な人気ボディカラーを選ぶべし
車は人気のあるボディーカラーの場合とそうでない場合とでは、売却する際の査定価格に10万円以上の差が出ることがあります。
一般的な車での人気色は人気順だと白、黒、シルバーの順になります。 白の中でも特に人気なのがパール処理を施したパールホワイトです。 パールホワイトは普通の白より高級感があるため、多くの人に好まれます。
また、車種によって人気色が異なることがあるので、注意する必要があります。 跳馬のエンブレムで有名なフェラーリは、赤と言うイメージがありますよね。 そのため、フェラーリの場合は人気色は深紅のレッドとなります。
人気色の中で、ボディーの汚れや細かい傷が目立ちにくい色はシルバーです。 ですので、洗車をこまめにする予定の無い方は、シルバーを選ぶと良いです。 少々車が汚れていても、シルバーならあまり汚れている様には見えません。
反対に、汚れが目立ちやすいのが黒いボディーの車です。 こまめに洗車をすることができないなら、黒色の車を購入するべきではありません。
車を購入する際の車体の色は、車売却の際に高く売れる色かも考慮にいれて決めると良いでしょう。
簡単で高額買い取りしてもらえる方法
車は自分の財産でもあるため、1円でも高く売却したいのが正直な気持ちです。 そんな気持ちに応えられるように、私が車を売却したときにとった方法をご紹介します。
そもそも、車を売却することになったのは結婚がきっかけです。 結婚することで、主人の車と私の車で2台になってしまい、自動車保険や駐車場代などを考えたら維持費がかかるので売却を決意しました。 買い取り業者はどこがいいか、どこが高く買い取ってくれるのかをネットで口コミを見たりしましたが、正直どこも一緒だなという印象を受けました。
そこで、ネットから車を売却するために査定依頼一括サービスを利用しました。 約10社程度の中古車買取専門業者に個人情報を含め、車種やグレード、年式、色や走行距離などをお伝えしました。 メールを送信後、5分程度で様々な業者から電話がきました。
この電話で車を売却するための査定日を決めるのですが、私は早く電話がかかって来た上位3社に訪問査定してもらう日を指定しました。 この際、3社の査定日と時間は全く一緒です。 この3社以外は大手だろうと売却のための車査定はお断りしました。
訪問査定の当日は営業マンの方が15-20分程度で車を査定し、いよいよ売却金額がでることになります。 この際、3社の営業マンには、「一番、高値のところとこの場で売買契約をします」と伝えました。 後は3社で売却金額を出してもらい高値のところと契約を交わすだけです。 ちなみに、180万円でスタートした買い取り価格は200万円を越える金額となっていました。
このように、方法次第で売却時の価格は大きく変動します。 競合させたので少し心が痛みましたが、車を売却するなら試してみる価値はあると思います。
何社も競合してみて、自分の車の価値を知ること
結婚を機に主人が独身時代に買っていた車を売却して手放すことに決めました。 新居は都会なので電車があれば十分で、むしろ新居先に持ってこようものならば駐車場代+メンテナンス代+保険代と、月1乗るか乗らないかの車にそこまでお金は使えないという理由からです。
今年の自動車税の支払いがある少し前だったからちょうどいいタイミングでの売却だったそうです。 とりあえず車を高く売りたい、お得に売りたいと主人は主張します。 そりゃやはり何社か査定額を比べるべきだと進言し、その通りネットの比較申込みサイトから車売却の相見積をお願いしました。
すると、最初の買い取り価格は約15万円ほどだったそうで、これは高いのか安いのかよく分かりませんでした。 購入資金は100万円だったらしいのでパッと見だけ見たら安いのですが、もう7?8年も使っていました。 独身時代は良く走っていたそうなので減価償却を考えるとこれくらいの売却額なのかな?と思っていました。
数社、同じ価格の見積もりだったようです。 他社の見積もり状況を見せても同じくらいだったので、あとはどんな付加価値を付けてくれるのかで決めたいと言っていました。 ですが、車の買取業者が出してくる付加価値は主人にとっては魅力のないものばかりでした。
主人はこれに対して「(買い取り金額もサービスも)低すぎる!!!」とへこんでいました。 売却する価格に納得できず、さらに地元の中古車買取屋さんにも査定してもらって、また新たに違うサイトからも査定を申し込みました。
すると1社だけ倍の30万円で買い取ると言う連絡が入り、すぐに車を見てもらったそうです。 1社だけ30万円だったので怪しすぎて「何か他に裏があるのでは?」と勘ぐっていましたが、結局無事に30万円ほどで売却できたそうです。 特段、他に別途差引されるお金だったり売却料だったりの余計な請求もありませんでした。
こうして主人は車との別れが少し悲しそうでしたが、貰った30万円で喜んで売買取引をしていました。 やはり車の売却は、何社か見積もりを取ってみて、他社との比較状況を見せて金額交渉するのが一番だなと感じます。
お気に入りだったベリーサを売却
私は就職したと同時に新車のマツダのベリーサを購入しました。 色はきれいな水色で光沢がありました。 もともと水色は大好きな色であり、ベリーサのほどよく丸い感じと小さそうに見えて意外と普通車でありスタイリッシュな女性らしい車だったので見つけた瞬間これだと思いました。
約7年ベリーサにお世話になり、私の独身時代を支え、いろんな場所にいき、いろんな人を乗せた思い入れのある車でした。 私の留学をきっかけに、ベリーサに替わりに母が乗車ししばらくキープしてもらっていました。 ですが、7年も乗ったし、私も当時日本にこれからいるとははっきりと言えなかったので思い切って家族と相談してベリーサを売却して手放し、替わりに軽自動車を母や私が乗るという方向で購入することにしました。
マツダが好きで次に買うのもマツダの車と決めていたので、迷わずいつも定期点検などでお世話になっていた近くのマツダのお店に行き、車の売却と購入について相談しました。 父が仕事していた会社がマツダと連携があり、ずっとマツダの車を父が利用していた縁もあり話がしやすいというのも利用のひとつでした。 ただ7年も乗っていて、車にも多少傷のようなものもあり、あまり高くは売却できないんじゃないかと予想はしていましたが、父に協力してもらい、いい条件であればマツダさんで次の車も購入させてもらうけれどもすべては条件次第とかなり父は大きい態度で決して本音を見せませんでした。 そのかいあってか本来なら20万円ちょいでの売却のところを30万円で売却することが出来ると言って下さり、売却の交渉が成立し、軽自動車購入の負担が少し軽減しました。
車を持っている時は売却する時のことなんて全く考えず粗末に扱っていた部分があり、誤ってぶつけてしまうことも多々あったんですが、今回のことでいかに車をいい状態に保つことが大事かということを学ばせていただきました。